2016年鈴鹿8耐終わりました。
今年は今までと大きく異なるポジションでの参戦をするチャンスを頂きました。
過去17年の自分が真ん中に居てマシンを仕上げて行くのでは無く、合理的に各パートパートにて最善を尽くし組み上がって行くマシン。
16年前に在籍していたFACTORYチームのと全く同じで、チーム力のクオリティーの高さを感じました。
その様なチームに人が途中で入る事は先ず無いのですが、今回の鈴鹿8耐でその無い部分に私が。
よくサッカー選手がヨーロッパのチームに入ってプレーすると、パスが来ないとか・・・・
最初はそういう感じでした。
が、2日目辺りから徐々に喰らい付く事が出来・・・
それでも、色々思う部分も有りつつ、チームの考えを理解しようとコーラとお菓子を食べ(暴飲暴食では無く、頭の中リセットする為に食べてました)観て考えて試して通じない言葉で怒られて?
正直日本でレースメカをされている方は受け入れ難い扱いの水曜日木曜日でした。
金曜日に徐々に息が会い始め?
土曜のワンセッションで、笑顔の師匠(パトリックさん)がそこに居ました。
決勝朝に今年専用のチームシャツを配っている中で、サプライズとして私に。
おそらく誰かがシャツを貰ってないハズです。
シャツが貰えた事が嬉しいのでは無く、短期間でしたがチームが受け入れてくれた事が嬉しくて・・・レースメカ歴20年。思わず泣きました。嬉しすぎる。
そして、決勝スタート!
雰囲気はやっぱりヨーロッパスタイル。
でも、師匠は常にモニターと睨めっこ。
そしてゴール!
シリーズランキング1位キープして次戦に。
チャンピョンになって欲しい。
そして、来年またチームに呼ばれたい。
ビッグボス⇧
イギリス人のサスペンションエンジニア。
私以外唯一のフランス人以外の人。
とにかく、今までに無い5日間でした。
何歳になっても、強い思いと状況を打破する気持ちと諦めない気持ちを持って居たいですね。
さあ8月。
世間一般の夏を楽しもう。